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Tue Dec 2 04:00 PM
お気に入りのクルージング
4位のKは0・5ポイント下落した。
2002年8月にリニューァルした「S」が前年に比べ12%売り上げを伸ばしたが、主力の「N」が不調だった。
5位の米Pは「V」の売り上げが好調で、0・8ポイントの増加を確保。
染色で傷んだ髪の毛向けの「V」シリーズなどが売り上げの増加に貢献した。
強いブランドを持つ日本Rの優位は続きそうだ。
テレビコマーシャルなどの宣伝に費用をかけ、消費者に商品名を浸透させることにも成功している。
ライバルの他社も手をこまぬいているわけではなく、2003年に入ってからの商品リニューアルでは傷んだ髪を補惟曙するダメージケアをアピールするなど巻き返しを狙う。
ただ、機能性では違いを打ち出しにくくなっている。
2002年の練り歯磨き市場は、前年比一・2%減の645億円(出荷ベース)だった。
各社がデフレに対抗するため再石灰化や歯周病の予防を訴求して300円前後の商品出荷を増やしたが、もっとも数量の多い200円前後の商品が減り、市場規模が縮小した。
Kは2002年春に初期虫歯の段階で歯を再石灰化し虫歯の進行を止める「C」を発売。
Lも秋に「D」を投入、歯周病を引き起こす細菌群の除去を訴求した。
歯磨き市場は店頭価格が300円前後の高価格帯、200円前後の中価格帯、100円前後の低価格帯に大別できる。
「C」や「D」はいずれも300円前後の商品だ。
その結果「03年の上期には300円前後の商品出荷数量は業界全体で1999年より1321%増えた。
一方、200円前後の商品は20%減った」(L)。
200円前後の商品はボリュームゾーンのため、市場全体の規模は縮小したが、各社の利益率は若干改善したもようだ。
メーカー問競争に着目すると、前年3位から2位に順位を上げたSの健闘が目立つ。
同社は歯周病予防の「G」ブランドを細分化、通常品のほかに歯茎の腫れを防ぐ「G」、歯周病にともなう知覚過敏を予防する「G」を加えた。
3タイプをそろえ、顧客ニーズにきめ細かく対応したことがシェア向上につながったようだ。
従来、練り歯磨きは虫歯予防、美白、歯周病予防に3分類できたが、20021年はさらに細分化が進みそうだ。
Sは2月に「G」を発売し、新市場を掘り起こしている。
ライオンも4月、早期の虫歯予防を強調した「ムシ歯になりやすい人のクリニカ」を商品化した。
2002年度の育毛剤・発毛剤の国内出荷額は、前年度比3・9%減の490億円となった。
トップ商品の「R」を抱える最大手のTが奮わず、市場も減少傾向が止まらなかった。
ただ24位のSや花王、第一製薬はTの独走に挑む販促を仕掛け、各社がじりじりとシェアを伸ばした。
TのRは唯一、「発毛」の効果が認められている製品だ。
1999年の発売時に大ヒットとなったが、今ではブームが沈静化。
薬局・薬店での売り場も他社の新製品に浸食されつつある。
120ミリリットルの徳用タイプを拡販したものの補えず、販売額は5%程度減少した。
2位のSは、同社の男性用育毛剤で6割を占める「F」が堅調だった。
毛を太くする「太毛成長」のコンセプトを前面に出した差別化戦略が奏功した。
サンショウエキスを配合した「F」も上乗せになった。
3位のKも小幅のシェア上昇。
「S」シリーズの既存の育毛トニックは前年並みだったが、毛球の細胞増殖を促進し、髪を抜けにくくする育毛成分を配合した新製品「F」が寄与した。
女性消費者の取り込みに力を入れたのは第一製薬だ。
「C」シリーズで新製品「C」を発売した。
女性が抵抗なく使えるリップスティック型のスプレーで、抜け毛を防ぐ効果が高いのが特徴。
女性誌での広告掲載などを展開し、売り上げを伸ばした。
5位で「M」シリーズが主力のLは回復の糸口を見いだせず、シェアを落とした。
Tの「R」は使い続ける支持層がようやく固まり、減少ペースが小幅におさまってきた。
Tを追撃する各社もそれぞれ顧客層を開拓している。
ただ、育毛・発毛剤は希望小売価格が5000〜8000円程度の比較的高額な製品が中心。
本格的に市場が上向くには個人消費全体の回復もカギを握りそうだ。
日本石鹸洗剤工業会の調べでは、2002年の台所用洗剤の国内出荷額は475億2900万円と前年比8%増えた。
上位3社ともにシェアを伸ばし、合計で7・8ポイント増の90・7%となった。
速乾性や除菌作用など高付加価値の製品が消費者に支持されたほか、全自動食器洗い機用の売り上げが増えた。
Kは新製品の投入や大幅なリニューァルはなかったが、0・6ポイントの微増で一位にとどまった。
2001年に発売した「ファミリーパワージェル」は前年比で売り上げを13%伸ばした。
持蓉続する高い洗浄力などが消費者に認められたほか、商品の利便性をアピールし続けたことが要。
ハーブの香りが効果を持つ「F」は主力製品で、同14%売り上げを伸ばした。
2位のP(P)は「ジョイ」の洗浄力を高めたことを前面に押し出すなどして、1.8ポイント増で一位との差を縮めた。
2002年秋に落ちにくいデンプンの汚れを分解する酵素を「J」の全商品に配合した。
除菌成分にマツ科の植物から抽出した原料を用いた「J」(商品名)は除菌効果の高さが評価された。
3位のLは、全自動食器洗い機用の「Z」や食器を乾きやすくした「C」などの売れ行きが好調だったため、シェアを大きく伸ばした。
トップシェアの全自動チャーミーは家庭への食器洗い機の普及で、売り上げが増えた。
チャーミーVは食器の後片づけを早く済ませたい消費者のニーズをとらえ、売り上げが2%伸びた。
「C」や弱酸性の「C」が売り上げを3割増やすなど全体的に売り上げは好調だった。
全自動食器洗い機は普及が進んでおり、専用洗剤は今抵後伸びが見込める。
Pが「ハイウォッシュジョイ」を発売するなど、シェア争いは激しくなりそうだ。
洗浄力、除菌などに続き、どのような付加価値を提供できるかもシェア争いを左右するとみられる。
各メーカーとも高付加価値化の手段として、洗浄以外の機能を加えた「ツーインワン」型路線を追求した。
Lは2001年10月に発売した「H」が好調で、シェアを一ポイント増やした。
室内で衣類を干した時に生じる生乾きの悪臭を抑える酵素を配合し、洗浄力に「防臭」機能を付加した。
従来のトップより50円程度高い店頭価格を維持しており、シェアだけでなく収益への寄与度も向上した。
米P(P)がシェアを1.5ポイント伸ばしたのも、2002年8月に発売した柔軟剤配合の「B」が健闘したためだ。
洗剤は繊維から汚れを除去する界面活性剤が主成分だ。
一方、通常の柔軟剤は、繊維を日本石鹸洗剤工華蚕云の調べによると、2002年の衣料用合成洗剤の市場規模(出荷ベース)は1903億円と、前年比で12・9%増加した。
2002年に大幅に減った贈答用に底打ち傾向が見え始め、洗濯機の大型化で一回当たりの洗剤使用量が増加したことなどが市場拡大の要因だ。
量販店などの安売りの目玉になりがちな洗剤だが、付加価値を高めて店頭価格を維持しようとするメーカー側の努力も目立った。
コーティングする界面活性剤を配合している。
「働きが逆の界面活性剤を両方入れると十分な柔軟効果は得られなどというのが今までの常識だった。
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